訪問診療を特別扱いしたくない

かれこれ20年近く、訪問診療を必要に迫られその都度行ってきた。居宅がほとんどだった。患者の親とか、そういうつながりから自然に増えて今日に至っている。依頼されない時期もあったりしたが、今は施設2箇所に定期的にいっている。一貫して言えることは、「いいことしているね」という反応だ。と、同時に、無理解や誤解もいまだに強くある。最近精力的に関わっているのは、統合失調の方々の高齢者の施設。普通の治療、普通のご高齢者の訪問で入れ歯を作ったりする、それ以上に私にとっては、大きな挑戦であった。しかし、そこから得た経験や言葉に表せられない思いは相当大きい。私の人生の大きな変化であったことは間違いなく、そういう経験をさせていただけた自身の福運をありがたく思う。写真は今使用している口腔ケアの道具。しかし、この吸引装置は使えない。6、7万円はしたと思うが、誰が監修したのか疑問に思う。買って失敗したとは思わないが、本気で使うには不十分。改造しようとも思ったりしている。
 その施設には、熱心なケアマネがいらっしゃる。その方に刺激を受けて、私も考え成長させていただいている。他職種連携、これはとても大切なことだが、現場で患者中心に行動する時、必然的に連携はできる。それを、無理に、講習会みたいにして集めたりしているが、果たしてその効果はどうなのだろうか。特に、遅くまで診察している私は、診療を切り上げていかなければならず、今はあまり参加していない。
 口腔ガンについては、また別の機会に思いを語りたい。
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